小2の娘がお年玉を配ったのは「友達が喜ぶから」。お金に対する自分軸が育つチャンス!【最新号からちょっと見せ】
2022年度からは、高校家庭科で金融教育の授業がスタート。正しい金銭感覚や知識を養うことが、より重要となる時代です。kodomoe6月号では、幼児期からのお金育について、お金のプロがレクチャーする「一生お金で苦労しない子にする! お金“リテラシー”育」を特集。
kodomoe webではその中の「お金に対する自分軸が育つ4つのチャンス!」からチャンスのひとつ「お金での失敗はいい経験となる」に注目しました。
お金での失敗は
いい経験となる
横山家では末娘が小学2年のとき、「友達が喜ぶから」という理由でお年玉を配ってしまう事件が発生。ただ叱るだけでなく、「それがなぜ間違ったお金の使い方なのか」を考えさせるチャンスにできたのは、いい経験です。子どもの頃の失敗は、将来の大きな失敗を防ぐのに役立つのです。
※kodomoe6月号「お金に対する自分軸が育つ4つのチャンス!」では、この他にも3つのチャンスをご紹介しています!
親が理解しておきたい!
「価格」ではなく「価値」で考える「家計三分法」
まず大人が自分らしいお金の使い方の軸を作るために、支出を次の3つに分けて振り返る習慣をつけてみては。お金を使ったら後でレシートを見返し、「消費」「浪費」「投資」の3つの箱に分類するだけ。「これは無駄遣いだった」という気づきが大切なのです。
支出
消費 食費や家賃、水道光熱費といった、生活するために必要な支出。
浪費 過剰な嗜好品、娯楽など、必要ではないけれど楽しみに使う支出。
投資 貯金や金融投資、教育費や書籍代など、将来自分に返ってくる支出。
教えてくれたのは
横山光昭さん
よこやまみつあき/家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表。『子どもが10歳になったら投資をさせなさい』(青春出版社)など著書も多数。
イラスト/とやまちさと(kodomoe2022年6月号掲載)