園の父母会長時代は、大胆なムダ削減に成功! 漫画家うめ(小沢高広)さんの場合【Vo.6】
PTAってホントはどんなところ? 学校のPTAや、幼稚園・保育園の保護者会って、大変そうなイメージで尻込みしがち。メディアで活躍するプロによるPTA体験談、今回は漫画家・うめの小沢高広さんの体験談をご紹介します!
園の父母会長時代はムダ削減に成功!
PTAはゆる~く潜伏中
漫画家
うめ(小沢高広)さん
シナリオ担当・小沢高広、作画担当・妹尾朝子からなる二人組漫画家。代表作は『東京トイボックス』シリーズ、『STEVES』『おもたせしました。』『南国トムソーヤ』など。現在、eスポーツを題材とした『東京トイボクシーズ』『ニブンノイクジ』などを連載中。
公式ページ http://www.chabudai.com
めんどくさいからこそ
会長になってスリム化!
「やる気のある人がなると、めんどーじゃん」という理由から、保育園の父母会長に就任。全員入会だったのを任意入会にし、集会の回数を大幅削減、プリントを廃止しメールに移行するなど、大胆な省力化を多数実現したうめさん。中でも印象に残った改革は?
「父母会主催で行われていた秋祭りと遠足を止め、その予算でプロのパフォーマーを平日の保育園に呼んだのは、費用対効果が大きかったと思います。秋祭りも遠足も、日曜日にイベントに参加できる家庭にしか還元されないうえ、多くの親の手を拘束していました。
自営業の家庭も多い地域で、すべての家庭が日曜日に休めるとは限りません。平日の保育園であれば、基本的にすべての子どもに楽しんでもらえます。先生方からもとても好評でした。この行事はいまも引き継がれています」
お子さんが小学生になった現在(当時)、PTAではどんな活動を?
「年末のもちつき大会で、半日ほどもち米を蒸しています。5年目(取材当時)なので、かなり上手くなりました(笑)。あとは運動会の受付くらい。役員はしていませんが、無理強いもされないので、負担にはなっていませんね」
『ニブンノイクジ』
二人組漫画家うめ(小沢高広・妹尾朝子)
本人たちは、いたって普通なつもりでも、平日日中の乳幼児健診にお父さんはまずいません。気がつくと、あれこれズレちゃってる在宅フリーランス夫婦のいきあたりばったりな育児マンガ。ママテナ、cakesで連載中。
編集協力/田所佐月(kodomoe2019年6月号掲載)※この記事は、2021年4月にウェブ掲載されたものを再編集しています。お子さんの学年や年齢は現在とは異なります