鼻ほじり、爪かみ、吃音。子どもに多いクセの考え方・対処法とは?【最新号からちょっと見せ】
「やめてほしいな~」「いつまでも治らなかったら!?」……子どものあんなクセやこんなクセ、どうしたらいい? kodomoe4月号では、子どもを追い詰めず、親も焦らず、がクセ対応のキーポイント! 「この『クセ』、直したほうがいい?」を特集しています。
kodomoe webではその中の「子どもに多い6つのクセの考え方・対処法」から、3つのクセの考え方・対処法をご紹介します。
「子どもに多い6つのクセの考え方・対処法」
から3つをピックアップ!
kodomoe読者アンケートで分かった、子どもに多い6つのクセの中から、ウェブでは3つについて、基本的な考え方や対応を解説します。
鼻ほじり
鼻をほじるかわりに、手を使う遊びや作業に誘導します。鼻血が出る場合などは、アレルギー性鼻炎や花粉症など鼻の病気で粘膜が炎症を起こしている場合もあるので、よく観察して、かかりつけ医で治療を。それで鼻ほじりが止む場合も。
爪かみ
心を安定させたい気持ちの表れでもあるので、ギュッとハグしてあげるのもおすすめ。そのほか、手先を使う遊びや、ママのお手伝いをお願いしても。爪をかんでいるときはそのことに触れず、かんでいないときに「かまないでいられたね」と声かけを。
吃音
言葉の始めがスムーズに出ない吃音は、成長とともに自然に治ることも多いクセ。聞き返したり言い直しをさせたりすると話すことが嫌になってしまうこともあるので、子どもと目線を合わせてゆっくり聞く姿勢を。
教えてくれたのは
細部千晴さん
ほそべちはる/細部小児科クリニック院長。子どもの心相談医。日本小児科学会専門医。『この1冊であんしん はじめての育児辞典 最新版』(朝日新聞出版)など、著書多数。男の子2人のママ。孫も1人。
イラスト/松元まり子(kodomoe2022年4月号掲載)※一部、ウェブ用に編集しております