ママだからもらえた宝物 「泣ける」言葉 〜子どもに言われて泣けた言葉編〜
わが子、パパ、自分の母……身の周りの大切な人たちからもらった、心にしみる言葉を
kodomoe会員のみなさんに聞きました。プライスレスの言葉と思い出を、ご紹介します。
撮影/岡森大輔
子どもに言われて泣けた言葉
「れ、ママ、ぶん、ね」
3歳になる息子はまだ言葉がはっきりしゃべれず、りんごなら「ご」など単語の一部しか言えません。私がかぜをひいて苦しいとき「ぶ? ぶ?」と声かけしてくれ(たぶん「大丈夫?」と言っているつもり)、その後大好きなサンドイッチを「れ、ママ、ぶん、ね」(これ、ママの分ね)と言って分けてくれ、ごていねいに「パパ、めーよ」とつけ加えていました。息子の成長と優しさに涙が出てきました。
スバルママさん/3歳男の子ママ
「笑わせたいとおもったの」
ひょうきんな娘に「なんでそんなにおもしろいの?」と聞くと「お母さんを笑わせるために、お母さんのところに来たんだよ」と。「寂しそうだったから、笑わせたいとおもったの」。ずっと不妊治療をしていて待ち望んでいた妊娠だったので、泣けました。私のところに来てくれてありがとう。
さっちんさん/3歳女の子ママ
「何もいらないよ。だからやめていいよ」
外の仕事をしています。冬は肉体的に辛く、家事と育児の両立も大変です。主人に辛さを話していたら、そばで聞いていた息子が「もうやめていいよ、やめなよ」と。「ママが働くとおもちゃとかおやつとか、買ってあげられるんだよ?」と言っても、さらに「何もいらないよ。だからやめていいよ」と言ってくれました。自分をがまんしてまで私を心配してくれる言葉に涙が出て、仕事をがんばろうと思いました。
そらてりさん/6歳男の子ママ
「ママ大好きだからね。明日いっしょにあそぼうね」
夜、ベッドで3か月の息子を授乳しながら寝かしつけていたときのこと。背中側にいた4歳の娘が小声で「ママ大好きだからね。明日いっしょにあそぼうね」と言っていて涙が出た。寂しいのをがまんしている姿に、成長したなぁと。
ともさん/4歳女の子、0歳男の子ママ