2017年6月23日

爪かみ・指しゃぶり・鼻ほじり……気になる行為・行動 子どもの“このクセ”大丈夫?

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放っておく? 相談する? クセは3つに分けて考えよう

すぐにどうにかしなきゃ!と思いがちですが、気にしなくていいのか、対応次第で治るのか、相談が必要か─子どものクセを、まずは観察してみましょう。

気にしなくてもよいクセ

爪かみ・指しゃぶり・鼻ほじり……気になる行為・行動 子どものこのクセ大丈夫?の画像3・チック
・どもり
・夢中遊行
・夜驚症 などクセのことを話題にせず自然に出なくなるのを待とう
チックやどもりは、大人が気にして指摘したり、注意するなど話題にすることで症状がより出てしまうこともあり、気にしないほうが◎ 規則正しい生活を心がけ、自然に消えるのを待ちます。また夜驚症(夜中に突然叫んだり暴れたりする)は、本人が覚えていないので話題にする必要はありません。危険がないようにだけ見守って。

親が対応してあげるとよいクセ

爪かみ・指しゃぶり・鼻ほじり……気になる行為・行動 子どものこのクセ大丈夫?の画像4・指しゃぶり
・爪かみ
・鼻ほじり
・性器いじり など無理に禁止はせず他のことに興味を向けさせよう
指しゃぶりはより小さな子に、爪かみは小学生に近づくほど多いクセ。鼻ほじりや性器いじりも含め、基本的には一過性の生理的な行動なので、あまり心配しないで。クセが出やすいのは他にすることがないときが多いので、無理にやめさせようとせず、他のことに興味を向けさせましょう。クセが出る機会を失わせることで自然に減らしていきます。

専門家に相談するとよいクセ

爪かみ・指しゃぶり・鼻ほじり……気になる行為・行動 子どものこのクセ大丈夫?の画像5・チックが広がっていく
・言葉を発しなくなる
・同じ行動をくり返す
・特定の行動にこだわりが強い など

症状の裏に発達障害など疾患が隠れていることも場合によって言葉を発しなくなる(選択制緘黙)や、同じ行動をしつこくくり返したり、特定の行動に独自の強いこだわりがある場合などは、発達障害の可能性も。対応が必要になるため、心当たりがあればできるだけ早く専門家に相談しましょう。上記に当てはまらなくても、そのクセによって体を傷つけるなど不適応が生じる場合も、同様です。

判断に迷ったら、子どもの様子をよく観察!

―こんな状態なら、相談しましょう―

□体を傷つけることがある
体をかいたり、髪の毛を抜いたりなどのクセは、軽度のうちは見守っていてOKですが、体を傷つけるほど激しくなったら要注意。

□友達からイヤがられる
例えば鼻をほじる、爪をかむなどのクセは、友達から嫌がられることも。嫌われたり、友達関係がぎくしゃくする原因に。

□集中力がなくなる
クセの行動に集中してしまい、目の前のことが上の空になる場合も。それによって、生活に不都合が生じるようなら、受診が必要です。

□子ども自身が困っている
自分でクセを自覚していて、やめたいと思っているのにやめられない。または、クセで本人が困ることがある場合は、直すべきクセと考えて。

歯並びに影響が出る可能性も! 3歳までに直したい指しゃぶり

 口や歯に関わるクセの中で注意したいのが、指しゃぶりと舌突出癖(飲み込むときに舌が前方に出るクセ。前歯がかみ合わなくなる)。続けると歯並びが悪くなるので、できれば3歳までには治しましょう。基本的には見守りますが、おさまらないようなら小児歯科で指導を受けるのがベター。歯ぎしりは、特に歯並びに影響を与えませんが、歯のすり減りが激しいようなら、寝ている間だけマウスピースを着けるという対策法も。
取材協力/内川喜盛先生(日本歯科大学小児歯科)

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