
風邪をひいても基本的に薬が出ないドイツの病院。そこで我が家が取り入れている「梅醤番茶」などの風邪対策【タベコト in Berlin・117】
ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主宰している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。
我が家の風邪対策
今年は年始早々、子どもたちが次々に風邪をひいて、いまだにそのサイクルから抜け出せていない我が家です。年末年始ってどうしても忙しいし、お休みになって日ごろ張り詰めていた心が緩んでうっかり風邪をひいてしまうことが多いものですよね。そうやって強制的に休ませられるっていうのも、忙しい現代には親子共々必要なことかもしれませんけれど。

健康にはやっぱりご飯と味噌汁ですね。
ドイツでは風邪をひいてお医者さんに行っても、だいたい薬は処方されません。「ハーブティーを飲んで水分いっぱいとって、暖かくして、よく寝てね」と言われます。解熱剤も特別なことがない限りは処方されないことがほとんど。
咳がひどいと吸入器は保険で出してくれますが、吸入するのは薬局で手に入る塩分の入った水。これが本当に一般的なんです。そして同時に、ベルリンだと人口が増えすぎて、病院の予約が取れないことも多い。そうなると病気になったときに医者に診てもらうこともできない、という状況も日常茶飯事。

ドイツの小児科、ズラーっと並んだホメオパシーもわりと一般的。
そんなこんななので、ドイツでは健康は自分で守るしかない! という気がします。病気になってもお医者さんに行けばなんとかなる、というのは通用しないし、お医者さんにいっても薬で全て解決、というわけにもいかないのですから。

解熱剤もないから、白菜を被せてみました。ちょうどよく冷やしてくれて氷嚢より気持ちがいいんだって!
そんな時すごく効くのが、昔ながらのやり方ではありますが、梅干しを潰して、醤油を加え、三年番茶と呼ばれるカフェインがほとんど含まれないお茶を注いで飲む梅醤(うめしょう)番茶というもの。
背中が寒いな、ちょっと風邪気味かな、鼻水が出始めた! という時に飲んでおくと風邪をひく手前で回復に向かってしまうことも多々あります。

最近気温はマイナス、雪もよく積もるベルリンです。寒いけど子どもは元気にソリ遊び! やっぱり健康が一番だなぁ。

今年は雪だるまも作れた。雪の多い新年。
現代ってどうしても添加物や、白いお砂糖を使った食事が多くなってしまって、体が酸性に傾きがち。梅醤番茶はそんな体にミネラルを吸収しやすい形で届けてくれて、しかもアルカリ性に戻してくれるような飲み物。風邪をひいてしまった時でも、体の調子を整えてくれます。
薬のもらえないドイツではこんな昔ながらの台所のお手当が本当に役に立っていますが、日本でもこれからの季節風邪予防にぜひおすすめしたいです。

日登美/ひとみ
3男3女6児の母。10代よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後自身の子育てから学んだ、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなどを取り入れた自然な暮らしと子育てを提案した書籍、レシピ本など多数出版。現在はモデルとして活躍する傍ら、オーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに、食、暮らしと子育てのワークショップ、オンライン講座などを行う。
台所から子育て、暮らしを豊かに。「Mitte(ミッテ)」
instagram / @hitomihigashi_b
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