被災ママがガイドします!「被災直後にあってよかったもの」「被災~1か月後の間にあってよかったもの」BEST5
「防災対策しなきゃ」と思ってはいても、なかなか取りかかれなかったり、いつの間にかやらなくなったり……。もしものときに慌てず、子どもと家族を守れるように、今日から「続けられる防災」始めましょう!
「被災直後」にあってよかったものBEST5
停電中に役立つ
明かり
停電で真っ暗になると子どもが怖がります。ランタンなどの照明器具があれば、トイレに行くときなども安心。
3日~1週間分の
「いつもの食べ物」
カンパンなどの非常食は子どもが嫌がる場合も。食べ慣れた味を、少しだけ多めに買って備えるのが正解。
最低3日分の
非常用トイレ
断水の際などに必須。1人あたり1日7~8回として、3日分は用意しておきたい。100円ショップでも売っています。
スマホがダメなとき
頼れるラジオ
スマホがつながらないときはラジオが命綱。日常使いしていれば、いざというときの電池切れが避けられます。
携帯機器の
充電バッテリー
被災中は情報収集がとっても大事。充電切れで困らないよう、携帯タイプのバッテリーは必須です!
「被災~1か月後」の間にあってよかったもの
お風呂に入れないときも
おしり拭きでサッパリ
子どものおしり拭きは多めにストック。断水時に手指を拭く他、風呂に入れないとき大人の体を拭くのにもお役立ち。
たまっていくごみは
消臭袋でニオイカット
災害後はごみの収集もストップ。生ごみやオムツなどニオイが気になるものは、消臭袋に入れておけば◎
カセットコンロと鍋で
炊き立てごはん
ガスや電気が止まっても、カセットコンロと鍋で炊飯可能。断水中は、無洗米でなくても、洗わずに食べられます。
キッチンバサミは
断水時の救世主
調理の際にハサミを使えば、まな板や包丁を洗う水が不要。断水時に貴重な水を節約できます。
ガソリンの残りは
余裕を持たせて
被災後は、遠方への買い出しや通勤など車があると断然便利! ガス欠にならないように給油を小まめに!
小さな防災の積み重ねが
いざというとき役立ちます!
教えてくれたのは
アベナオミさん
あべなおみ/宮城県在住。イラストレーター、防災士。2011年の東日本大震災で被災した経験から、本当に必要な防災、続けられる防災の普及活動に尽力。著書に『被災ママに学ぶ ちいさな防災のアイディア40』(学研プラス)など。
イラスト・監修/アベナオミ(kodomoe2020年4月号掲載)