おこづかいの代わりに、お手伝いをしたらお駄賃…うちのお金育、正解ですか?【最新号からちょっと見せ】
2022年度からは、高校家庭科で金融教育の授業がスタート。正しい金銭感覚や知識を養うことが、より重要となる時代です。kodomoe6月号では「一生お金で苦労しない子にする! お金“リテラシー”育」を特集。そもそも「自分のお金リテラシーに自信がない!」というママパパも、少なくない中、お金育に関するあるあるな質問に、家計再生コンサルタントの横山光昭さんが回答してくれました。kodomoe webではその中から、一部をご紹介します。
うちのお金育、正解ですか?
子どもとお金問題Q&A
Q. おこづかいの代わりに、お手伝いをしたらお駄賃をあげる方法はあり?
A. 報酬制より定額のおこづかいのほうが、管理能力は育ちやすいです。
お金は労働の対価という原則を学べるメリットはありますが、「対価をもらえないなら手伝わない」となる心配も。決まったお金でやりくりさせる訓練には、報酬制よりおこづかい制のほうがおすすめです。
Q. わが家のお金事情について、子どもが外で喋ってしまわないか不安です。
A. 「とても大事な話だから、よそで話さないでね」と伝えれば、子どもは理解します。
わが家では「君たちは横山家の社員だから、大事な話はよそで話さないでね」と伝えると、子どもたちも守ってくれます。子どもが小さいうちは、できる範囲でお金について話していくくらいでも大丈夫です。
教えてくれたのは
横山光昭さん
よこやまみつあき/家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表。『子どもが10歳になったら投資をさせなさい』(青春出版社)など著書も多数。
イラスト/とやまちさと(kodomoe2022年6月号掲載)