2014年1月15日

42回冷凍みかん

title

みなさま、こんにちは♪(・∀・)
いつも御覧いただいてありがとうございます!!

先日、ありがたいことに、以前番組でごいっしょさせていただいた
番組のスタッフさんから、ダンボール箱いーっぱいに!
おいしいみかんを送っていただきました!!

うれしいのは、おいしいみかんがたくさん届いた、ということだけじゃなく
番組が終わってしまった今でも、こうして
気にかけてくださっているということ。
ほんとうーにありがたく思います。

やさしいお気持ちがつまったみかん。
大切に、味わいながらいただきたい。

大切に長く、といえば冷凍保存。
そこで思いつきました。そうだ!

「冷凍みかん」を作ってみよう!

ひとくちに「冷凍みかん」といっても、
ただ、みかんを冷凍庫にポン、と入れただけでは
実はあの、給食で食べた時のような「冷凍みかん」にはならないのですっ。

私が通っていた小学校では給食で出たの、冷凍みかん。これがおいしくって!
皮もスムーズにむけて、実は半分シャーベットのようで、つめたおいしっ。

あの感動をもう1度、と思い、以前、みかんをまるごと冷凍庫に入れたら
まず、皮がむきづらくて苦労。ポロポロこまかくむけていくー。
実も、水分がとんでしまってバサバサ。(TωT)
時間がかかったわりにザンネンな結果に。。。

冷凍みかんって実は奥が深いんだなあーと思った!

なので、今回は事前にしっかりとレシピを調べて
こどもといっしょに。レッツ☆チャレンジ!

まずは、おいしいみかんの表面をお水でかるく洗って、
キッチンペーパーなどでしっかりと水気をふきとります。

冷凍庫の底にラップを敷いて、みかんを置いたら
上から「ふわっ」とラップをかぶせます。

同じく冷凍庫に、冷凍対応可能なお皿にお水を入れて
このお水が「氷」になる直前まで、冷やします! (°∀°)b

mikan1

このお水が冷え冷えであることがポイントなのだそう。

しかし・・・お水が「氷」になる直前って、
いったい何分くらいかかるもの?

こういう時は、理数系が得意な空良に質問!
すると、笑顔いっぱい、ちからいっぱいに
「そんなの、わかんないよ!」
って言われちゃいました。

そっかー。
じゃあ、ママといっしょに実験してみよう!

まずは、3分経過。

mikan2

まだお水。そりゃそうか。

さすがにそんなに早くは凍らない?
タイマーをセットして、様子をみていくことにしました。

5分経過。変化なし。
さらに5分経過。まだ。
さらに5分。まだまだ。

えーい! もうめんどうだ。プラス10分でどうだ!

しかし、お水はまだまだ、お水のまま。そこで空良が

「はじめからお皿のお水を「氷」にしちゃってから溶かした方が早いんじゃない?」

すごい! 逆転の発想?こどもってなんて柔軟な考えの持ち主ー!

・・・と感心したけれど、もうここまできたら
「お水は何分くらいで氷になる直前になる」
っていう分数が、ただ知りたい!

だからもう少しだけねばるー!

さらに10分経過。すると

おおっ。

mikan3

お水の表面に、ちょっと線が入ったー!

「やった、やったー!」なんかこれだけで

空良と、手に手をとって大喜び。わーい!


我が家の冷凍庫の場合、お水が氷になる直前の分数は

「約33分」でした! 参考になさってください♪


その冷たい、氷になる直前のお水に

凍ったみかんをサッとくぐらせます。

mikan4

指先、冷え冷えー!

作業工程としては
たったコレだけっ!

いつも、なにかしら失敗してしまう私だけれど
今回はさすがに失敗する箇所がなさそう。

これは2014年も、さい先が良いぞぉー♪

と。思って
ユダンしていたら

くぐらせたみかんが大きすぎて
冷え冷えのお水が、冷凍庫の中で

mikan5

あふれちゃう、という惨事に。。。

うわーっ! アホだ、私ーっ! (/TДT)/

なにも、冷凍庫の中でする作業じゃなかったー!
冷凍庫の外で「チャポン」したらよかったのにー!

しかも、冷凍庫の中でこぼしたのは「氷になる直前水」なので
お水が庫内の底で、それはそれはみるみる間に凍っていくー!

mikan6

ふけどもふけども、凍っていく。

なんて、地味に大変な失敗を・・・!!! (ノДT)
気をとり直そう。ここで魔法の言葉、登場。

「まあ、いっかー! (ж>▽<)y 」

続いて、再度ラップを敷いた冷凍庫で、みかんを凍らせます♪
このとき、さきほどとはちがい上にはラップをかぶせません。

mikan7

さあ、きみたちあとはただ、ステキに凍りたまえー!

しばらくたって、みかんの表面に氷の膜ができたら、

mikan8

おいしい「冷凍みかん」の完成ー!!

そのまま、まるごと凍らせると
「皮がむきにくい、実もバサバサのみかん」になってしまいますが
この「たったひと手間」で、みかんの「水分蒸発」を防いで
おいしい「冷凍みかん」になるんですってー♪

その重要アイテム「氷になる直前水」の目安は
復習しますと、佳恵調べで「約33分」ね。

できあがったら、お好みの硬さに溶かして
あったかーいおうちの中でのゼイタクな
「冷え冷え」をおたのしみくださいっ!

おまけ!

「冷凍むかん」もご紹介します。
これは、もーっとカンタン。ただひたすら
みかんの皮をむいて、その実を保存袋に入れて凍らせるだけ♪

mikan9

皮をむかずに、まるでスナック菓子のように
おくちにポイポイ入れて食べられるから
「冷凍むかん」なのだそう。うまい命名!

実際に「むかん」も作ってみて実感したこと。
とっても手軽でカンタンで、おいしそうだけれど

mikan10

溶けるまで、時間がかかるゥー!! (^▽^;)

いますぐ食べたいお菓子としては不向き。。。
でもね、「10分」ほど待てば食べ頃です!

「みかん」も「むかん」も両方おいしい。

mikan11

贈ってくださった方の、やさしくてあたたかな
まごころがつまっているからだと思うの!

これからも、おいしいものも人との御縁も
感謝しながら大切にしていきたいと思います。

みなさま、今年もこの連載をよろしくお願い致しますー!

 

REITOU

 

おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

シェア
ツイート
ブックマーク
トピックス

ページトップへ