【絵本】いろんな生き物が登場! 絵本作家・かわさきしゅんいちさんの絵本&お話
進化って奥が深い! kodomoe4月号では、『ゆびでたどる進化のえほん』のイラストを描かれたかわさきしゅんいちさんのお話と、進化にふれられる生き物の絵本を時代別にご紹介しています。kodomoe webでは、かわさきしゅんいちさんの絵本と、インタビューの冒頭をご紹介します。
かわさきしゅんいちさん
インタビュー
大好きな系統樹を
念願の絵本に
イラストを担当した『クジラがしんだら』が第56回講談社絵本賞、第6回TSUTAYAえほん大賞第1位など、数々の絵本賞を受賞。気鋭の絵本作家かわさきしゅんいちさんに、発売後即重版で話題の『ゆびでたどる進化のえほん』について詳しくうかがいます。
――『ゆびでたどる進化のえほん』が誕生した経緯を教えてください。
生き物の進化の流れを線でつないだ「系統樹」という図が昔から大好きで、それをメインテーマにした本ができたら面白いなと思っていたんです。そんなとき、進化の道のりを「ゆびでたどる」という企画のお話をいただきました。僕みたいなオタクは系統樹を必ず指や目でたどるけれど、みんなはそうではないかもしれない。たどり遊びをしながら進化の流れがわかる入門的な絵本という形になって、よかったと思います。
――小さい頃から、生き物がお好きだったんですか?
幼稚園の本棚に絵本や図鑑がぎっしり並んでいて、そこでカブトムシの写真絵本をずっと読んでいました。その本で初めてヘラクレスオオカブトを知り、「世界で一番大きいカブトムシ、しかもこんなにかっこいい」って夢中になりました。
家のまわりにはよくバッタやトンボがいて、カブトムシやクワガタムシがいる雑木林もあって、虫取り少年になった頃から生き物遍歴が始まってますね。母の花壇にやってくるチョウやハチを眺めたり、父と海で釣りをしたり、キャンプに行ったり。虫を飼いたいと言えば持って帰らせてくれたし。
飼育ケースの中の土いっぱいにカブトムシの幼虫を飼って、おじいちゃんの家に見せに行ったら、つまずいてひっくり返して、じゅうたんを一面幼虫だらけにしたことも(笑)。多少は怒られたと思うけど、「もうするな」とは言われなかったんですよね。好きなことに関して何も否定されなかったのは、すごくありがたかったです。
いろんな生き物が登場!
かわさきしゅんいちさんの絵本
クジラがしんだら

命の終わりから始まるつながり
『クジラがしんだら』
江口絵理/文 かわさきしゅんいち/絵
藤原義弘/監修 童心社 1980円
命を終え、海底に沈んだクジラ。サメ、グソクムシ、ホネクイハナムシ、さまざまな生き物が長い時間をかけ、その体を分解します。
ゆびでたどる 進化のえほん

新作をPick Up!
たくさんのわかれ道に
思いをはせて
『ゆびでたどる
進化のえほん』
三上智之/監修・文 かわさきしゅんいち/絵
KADOKAWA 2090円
地球に生まれた最初の生命から、現代を生きる私たちまで。順番に指でたどっていくことで、40億年の進化の歴史を体感しよう。
profile
かわさきしゅんいち
絵本作家、イラストレーター。1990年、大阪府生まれ。一般企業に就職後、独立。生き物なら種類・時代を問わずなんでも描く。絵本のほか、古生物の復元イラストを中心とした挿絵も。
撮影/大森忠明 編集協力/原陽子(kodomoe2026年4月号掲載)
かわさきしゅんいちさんのインタビューはさらに続きます。
恐竜も昆虫も人間も“みんな”ひとつながり!「進化をたどる生き物の絵本」が掲載のkodomoe4月号、好評発売中です!




































