作るのも食べるのも楽しいね! キッチンを舞台にした絵本8選【最新号からちょっと見せ】
「おなかすいたね」「何食べようか」。一緒にページを開いたら、自然と会話が弾みそう。キッチンを舞台にした絵本をご紹介します!
料理する
今日のごはんは何かな? 料理ってワクワクするね!
ポテトむらのコロッケまつり
あつあつ、はふはふ、夢のコロッケ
『ポテトむらのコロッケまつり』
竹下文子/文 出口かずみ/絵
教育画劇 1430円
村のお祭りに向けて、山ほどとれたじゃがいもをコロッケにしようとしたポテトおばさん。でも、普通のコロッケじゃつまらない。みんなで世界一大きなコロッケづくりに挑戦!
ペティおばさんの台所
伝えたいのは思い出の味
『ペティおばさんの台所』
竹中マユミ/作 偕成社 1540円
夜の台所で、亡くなったおばあちゃんが得意だったクッキーを焼いていたのは、小さなペティおばさん。ママにもこの味を食べさせてあげたいミルは、クッキーづくりを教わります。
食べる
「いただきます!」「おいしいね!」。楽しい会話が広がります。
いっしょに
ごはん
絵本で一緒に「おいしいね」
『いっしょにごはん』
スギヤマカナヨ/作
くもん出版 924円
絵本を間に開いて親子で向かい合うと、お互いの目の前にハンバーグ、おみそしる、おにぎり、デザートが並びます。「もぐもぐ」「あーん」とお食事ごっこでコミュニケーション。
ホットプレート
よ~いどん!
最後はみんなであつあつパーティー
『ホットプレートよ~いどん!』
さいとうしのぶ/作 白泉社 968円
ねぎくん、べにしょうがちゃん、てんかすくん、しろいきじさん。食べ物の選手たちが登場して、ホットプレートに飛び込むと……。次々にジューッとおいしいメニューのできあがり。
お手伝い
ドキドキするけど、やってみたい! そんな気持ちに寄り添います。
ひもほうちょうもつかわない
平野レミのおりょうりブック
簡単でシンプルなレシピがたくさん
『ひもほうちょうもつかわない
平野レミのおりょうりブック』
平野レミ/作 和田唱・和田率/絵 福音館書店 1100円
「ひも ほうちょうも つかえないでしょ」って言われたら、火も包丁も使わない料理を作っちゃおう。たまごのりごはんにナッツごはん、サンドイッチにミルクセーキもできあがり!
みそしるをつくる
ゆっくり作れば必ずおいしい
『みそしるをつくる』
高山なおみ/文 長野陽一/写真 ブロンズ新社 1320円
昆布と煮干しでだしをとり、油揚げとお豆腐を入れて、おみそをとかす。子どもひとりでもできるよう、待つ時間まで細やかに手順を追う写真絵本。リズムのよい言葉も励ましに。
道具たち
個性あふれる道具たちの活躍で、食卓の会話が弾みそう。
おちゃわんかぞく
元気に「おかわり!」したくなる
『おちゃわんかぞく』
林木林/文 いぬんこ/絵
白泉社 924円
ほかほかごはんに、何のせる? おとうちゃわんは納豆、おかあちゃわんは梅干し、おにいちゃわんは卵、おちびちゃわんはふりかけ。みんなそろって、いただきまーす。
ぬかどこすけ!
ぬかどこはまるで不思議な小宇宙
『ぬかどこすけ!』
かとうまふみ/作
あかね書房 1430円
蓋つきの甕のぬかどこすけが大事に守っているのは、ぬかどこねえさん。きゅうりににんじん、どんな野菜もぬかどこねえさんに包まれると、滋味深いぬか漬けに生まれ変わります。
編集協力/原陽子(kodomoe2024年4月号掲載)