驚くような工夫やしかけに子どもも大人もびっくり。一軒家のしかけ絵本専門店「メッゲンドルファー」【最新号からちょっと見せ】
子どものための図書館や絵本を専門的に扱う本屋さんには、新たな本との出会いがたくさん。kodomoe8月号では、公園やカフェが併設されていたり、イベントやワークショップがあったり、親子で一日中楽しめる絵本空間をご紹介しています。
今回は、その中から、絵本専門店・神奈川県の「メッゲンドルファー」をご紹介します。
メッゲンドルファー
鎌倉駅前の賑わいを抜けたところに佇む、一軒家のしかけ絵本専門店。仕組みも対象年齢もさまざまなしかけ絵本を取り揃え、中には大人も満足できる芸術品のような作品も。ほとんどの絵本にサンプルも用意されていて、実際に開いて触って、じっくりととっておきの一冊を選べます。
ゆったり回れる余裕のある店内
吹き抜け窓から光が入る、明るい店内。ベビーカーのまま回れる広めの通路で、ゆったりと余裕のあるレイアウト。赤ちゃん向けのシンプルなしかけ絵本もいろいろあります。
山小屋のような
一軒家が目印
店名は、19世紀のしかけ絵本作家ロタール・メッゲンドルファーにちなみます。お客さんは家族連れはもちろん、お祝いの品や孫へのプレゼントなどを選びにくる人も。
飛び出す恐竜がド迫力!
恐竜好きにはたまらない、立体的な飛び出す絵本も。棚の上にあるものは、下の方に同じものが並んでいます。
目に飛び込んでくる
大きなオブジェに圧倒
天井近くには、しかけ絵本のしくみを拡大して再現したオブジェが。アート作品のような佇まいに、目を引かれます。
おなじみの絵本の
しかけ絵本版も
大人気『はらぺこあおむし』の立体的なしかけ絵本やボードブックも。おなじみの絵本も「こんなタイプがあったんだ」と新たな発見があり、楽しい。
乗ってみたい!
プリンセスの馬車
キラキラしたシンデレラの馬車が飛び出すしかけ絵本は、女の子へのプレゼントに人気だそう。子どもならずとも思わず中に入りたくなるような、立体的で精巧なつくりにうっとり。
プレゼントに自分用に
相談しながら選べる
店主の嵐田一平さん。お店ではしかけ絵本の歴史展示や、しかけ絵本づくりのワークショップなども行っています。何を選んだらいいかの相談も気軽に。
DATA
住所 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-9-61
電話 0467-22-0675
営業時間 10:00~18:00
休 水曜日
www.meggendorfer.jp
撮影/上原未嗣(kodomoe2023年8月号掲載)