絵本美術館への旅。家族みんなで楽しめる配慮がたくさん「ちひろ美術館・東京」【最新号からちょっと見せ】
物語の世界に入り込める、絵本美術館へお出かけしませんか? 自然に囲まれた場所も多く、訪れるだけで心身ともにリフレッシュできるはず。kodomoe8月号では、子どもも大人も楽しめる旅へ出発「絵と言葉の世界へとたわむれよう 絵本美術館への旅」を掲載。今回はその中から、「ちひろ美術館・東京」をご紹介します。
ちひろ美術館・東京
絵本画家いわさきちひろの自宅兼アトリエ跡にある、世界初の絵本美術館。復元されたアトリエや庭など、見どころもたくさん。子どもが初めて訪れる「ファーストミュージアム」として親しんでもらえるように、小さい子でも安心して過ごせる工夫がされています。
季節ごとにさまざまな
表情を見せる庭
いわさきちひろが愛したバラなどの草木を植えた庭。ベンチに座ってのんびり過ごしながら、丁寧に手入れされている居心地のよい空間を堪能して。子どもも自由に出入りできる開放的なスペース。
数々の名作を生み出した
自室アトリエを完全復元
愛用していた机や椅子などを展示し、当時の雰囲気を忠実に復元したアトリエ。いわさきちひろのやさしい人柄が伝わってくるかのよう。
子ども向けの
パンフレットが充実
美術館の過ごし方や、鑑賞方法などが書かれたパンフレットが配布されています。「子どもと美術館に行くのははじめて」と心配な方は、受付でこちらをもらって一緒に読むのがおすすめ。
全館バリアフリー
子どもも見やすい展示
木や布のおもちゃで遊べる「こどものへや」。
一般的な美術館と比べ、子どもも鑑賞しやすいように作品を低く展示。男性トイレにもベビーシートなどを完備。
GOODS
ミュージアムショップにも立ち寄って。
(右)クリアファイル各374円(左)マスキングテープ528円
DATA
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
電話:03-3995-0612
時間:10:00〜17:00(入館は〜16:30)
料金:大人1000円 ※高校生以下無料
定休日:月(祝日は開館・翌平日休館)
chihiro.jp
※ショップ/カフェの利用は入館者のみ可
・ベビーカー置き場あり・おむつ替えスペースあり・キッズチェアあり・授乳スペースあり・キッズスペースあり
撮影/山本あゆみ(kodomoe2023年8月号掲載)