ビジュアルもキャラ設定も、とにかく個性豊かな５人のヒーローたち。吉野家の“中の人”に、ニクレンジャー結成秘話を聞きました！

外食産業は「競争」より「共創」して、「おいしい」「楽しい」を伝えたい

――ニクレンジャーをSNSで発信することになったきっかけは？

きっかけは、すかいらーくさん・吉野家の中の人で2社の商品を食べ歩き、各Twitterアカウントで紹介する「#となりのお肉も美味しそう」という企画になります。ユーザー側も自分たちも楽しめることを発信できないかと考え、「外食産業は競争ではなく、共創しながら盛り上げていこう」という思いから、ニクレンジャーが生まれました！

――最初にSNSに投稿されたときには、他社からの参戦は予測していましたか？

最初につぶやいたときは、実現するとはまったく思っていませんでした。ただ、せっかく考えたし、こんなこと考えたよ、っていう軽い気持ちの投稿でした（笑）。実現不可能だと思っていたニクレンジャーの企画に、すかいらーくさんがのってくれて、その後、各社様にお声がけさせていただき、ニクレンジャーができたときは感動しました。

――ここまでの反響は狙い通りだったのでしょうか？

この反響が狙い通りだったら鼻が高くなりそうですね！(笑)
自分たちも楽しみながらやっていた企画なので、ユーザーにも伝わったらいいな～くらいに考えていました。
トレンド入りするなど思ってもいなかったので、帰宅してからTwitterを開いて驚きました！
これまでは、Twitterのつぶやきについて、何かいわれることなどなかったのですが、たくさんの従業員から感想が届いて、Twitterの影響力を改めて実感した次第です。

――ニクレンジャーのメンバーについて、リーダーから見た魅力は？

中の人たちで打ち合わせをすることが数回あったのですが、それが楽しくて……！
この感じが各キャラクターの個性にも出ていると思います。ヨシノヤオレンジはリーダーと言いながらも、実はガストレッドが仕切ってくれていたりします(笑)。モスグリーンは話をまとめてくれたり、ケンタホワイトは仲介して意見を言ってくれたり、松屋イエローは最後に入ったメンバーだから･･･と遠慮しているけど、一番宣伝してくれていたり！(笑)　奇跡のメンバーだと思っています。

――絵本を読んだ感想は？

外食最高っ！ですね♪
食べることで悲しくなる人ってたぶんいないと思っていて、お腹が満たされると幸せな気持ちになるし、会話があるともっと楽しくなる。外食企業でしか提供できないことをこの絵本を通じて伝えられたと思います。
親子で楽しめること間違いなし！　読み終わったらぜひ家族で食事を楽しんでくださいね☆

ニクレンジャーはいつも、みんなの「おいしい」笑顔を望んでいる！
 

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文／田所佐月