でんしゃ絵本で旅に出よう 0、1、2歳~
見ているだけでワクワクするのりもの絵本の中でも、電車をテーマにした絵本は、
子ども人気No.1! kodomoe読者アンケートの結果をもとに、
子どもを夢中にする「でんしゃ絵本」をランキング形式で紹介します。(kodomoe2018年4月号掲載)
0・1・2歳から
赤ちゃんの心をとらえる擬音語×繰り返し
はっきりとした色合いや楽しい音の響き、単純な繰り返しにハマる時期。おひざの上にだっこして、ガタゴトゆらゆら、電車ごっこをしながら読み聞かせするのもおすすめです。
第1位
何度も何度も「もう1回!」
『がたんごとんがたんごとん』
安西水丸/作 福音館書店 本体800円+税
がたんごとんがたんごとんと汽車がやってきます。「のせてくださーい」と言って乗り込むのは、コップやスプーン、リンゴ、バナナ。シンプルな繰り返しに赤ちゃんも大喜び。
色がはっきりしているからか、0歳の頃からよく見入っていました。少ししゃべれるようになると「がたんごとん」「おりてくーだしゃい」とまねっこも♡
ひぐひぐさん/3歳&0歳男の子ママ
ミルクやリンゴなど身近なものたちが乗ってくるので、「あっ! あっ!」と指を差し、目をキラキラさせながら集中して見ています。
やーちんさん/5歳女の子、1歳男の子ママ
第2位
トーマスと仲間たちが大活躍
『トーマスのポケットえほん』
ウィルバート・オードリー/原作 文平玲子/訳
ポプラ社 本体800円+税
『トーマスとクランキー』『ゴードンのまど』など、6冊のミニ絵本がひとつの箱に入った手のひらサイズのボードブック。懐かしい模型版アニメの絵で楽しめます。
トーマスの絵本は、いろんな種類の機関車が出てくるのが楽しいようです。DVDと併用して見ていました。
kittymamaさん/1歳女の子ママ
第3位
シュシュポポ……爽快に大暴走!
『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』
工藤ノリコ/作
白泉社 本体1200円+税
ワンワンちゃんの汽車に勝手に乗り込んだノラネコぐんだん。石炭をせっせと入れると、汽車は大暴走! この上ない疾走感とお約束のオチで、親子一緒に盛り上がれます。
小さいときから「ノラネコぐんだん」シリーズが大好き。いつもの「ドッカーン」に大笑いし、「ポッポッポー」のところは声に出して一緒に読んでいました。
みーさん/5歳男の子ママ
第4位
レールをつなげて遊ぶ楽しさ
『せんろはつづく』
竹下文子/文 鈴木まもる/絵
金の星社 本体1200円+税
野原の真ん中で、線路をどんどんつなげていく子どもたち。山があったらトンネルを掘ろう。川があったら鉄橋を架けよう。最後に駅を作ったら、みんなで列車に乗って出発!
第5位
世界中で愛される名作絵本
『でんしゃ』
バイロン・バートン/作・絵 こじままもる/訳
金の星社 本体760円+税
明るくはっきりした色合いで描かれた、電車や線路、トンネル、鉄橋、踏切。すれ違う貨物列車や蒸気機関車。にぎやかな駅。電車の魅力をシンプルかつストレートに伝えます。