
子どもと一緒に育てて収穫の楽しみも♪ おしゃれにハーブを育てる「ハンギングバスケット」の作り方
ビジュアルも香りも多種多様で、グリーンの癒し効果はバツグン。料理にも使えて、育てやすいのがハーブの魅力です。育てて眺めて使って、楽しいハーブの楽しみ方をレクチャーします! 今回ご紹介するのは、「ハンギングバスケット」の作り方です。
ハーブの香りを楽しむなら
「お手製ハンギングバスケット」
家に余っているカゴを、プランターに。ハーブを植えて吊るして、香りを楽しみましょう。
バスケット・プランターの作り方
不織布の袋を再利用。取っ手部分をカットしてバスケットの中に収まるように整えます。底に数か所、千枚通しなどで水抜き用の穴を開け、土を入れて、ポットの苗を植え付けます。
使用したハーブ
レモンバーム
シソ科の多年草。レモンに似たフレッシュな強い香りが特徴で、ハーブティーに最適です。料理やお菓子の香りづけに使うのもおすすめです。
おうちハーブ栽培の基本
1、日中は日当たりのいい場所に。
2、水やりは、土の表面が乾いてから。
3、肥料は与えすぎない。
子どもと一緒に育てて
収穫する楽しみも!
ガーデニングは憧れだけど、子育てに忙しくて、植物を育てる余裕なんて……という人にぴったりなのがハーブだと語るたなかさん。
「もともと“香る野草”ですから、気温の変化や乾燥に強く、丈夫な品種が多いんです。野菜のようにまめに肥料を与える必要もありません。春はいろんなハーブの苗が出始める季節。園芸店などで、好きなハーブを探してみては。一年で種をつけて枯れる一年草や、毎年花を咲かせる多年草があるので、確認しましょう。部屋の中で栽培できますが、日中や水やりのときは、日当たりと風通しのいいベランダなどに出してあげると、元気に育ちます。お子さんと一緒に育てたフレッシュなハーブを、収穫して料理に使い、食べるという体験もステキですね。さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です」
教えてくれたのは
たなかやすこさん
ガーデニングクリエイター。コンテナを主とした家庭菜園歴25年の実績を生かし、ワークショップなど多彩に活躍。『ベランダで愉しむ小さな寄せ植え菜園』(山と溪谷社)、『ベランダ寄せ植え菜園 自然の力を借りるから失敗しない』(誠文堂新光社)など著書多数。
撮影/砂原文(kodomoe2022年4月号掲載)※こちらの記事は、2022年4月にウェブ掲載したものを再編集しています。