冷蔵室の中で最も温度の低いのは? 肉や魚など生鮮食品の保存を解説!
食品の値上がりが厳しい今、食材をおいしく最後まで食べ切ることは食費削減にマストです!お悩み別におこたえする食品ロス0テクニックから、意外と知らない「チルド室っていったい何を入れたらいいの?」をご紹介します。ちょっとの工夫でもっと使いやすく、ムダを出さない冷蔵庫に変えられます。さっそくトライ★
チルド室って
いったい何を入れたらいいの?
足が早いもやしは
低温のチルド室が最適
野菜の中でも特に傷みが早いもやしは、冷蔵室の中で最も温度の低いチルド室での保管が◎ 冷蔵室のいちばん下段もいいけれど、気温の高い夏場は扉付きのチルド室のほうがベター。
生鮮食品はペーパータオル
+ポリ袋でおいしく保存
肉や魚など生鮮食品は、チルド室での保存が最適。ペーパータオルで包んでからポリ袋に入れて保存を。重ねると食材が埋もれてロスにつながるので、少しずつずらして置くようにして。
発酵食品の熟成を抑えて
おいしいまま食べられる
ヨーグルトやみそ、チーズなどの発酵食品も、実はチルド室での保存が向いている。チルド室は低温のため、発酵が進むのを抑えて鮮度を長くキープできるメリットが。
教えてくれたのは
島本美由紀さん
しまもとみゆき/料理研究家。食品ロスアドバイザー、冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーなどの肩書も持ち、多方面で活躍。テレビや雑誌などのメディア出演のほか、著書も多数。
撮影/花田梢(kodomoe2023年6月号掲載)※こちらの記事は2023年6月にウェブ掲載した記事を再編集しています。