目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】
2019年11月11日

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】

時間と気持ちに余裕を持って、毎日を楽しんでいる人にはどんなルールがあるのでしょうか。暮らしまわりのひとつひとつについて、改めて見つめ直した数々のアイディアには、すぐに真似できることがきっとあるはず。暮らしを楽しむ3人のママに「家事をラクにするルール」を教えてもらいました。

苦手な家事は家族に振る!
「ママがいなくても困らない」が目標

ひとり目のママは、スッキリと片づいたセンスのいい住まいや、生活の工夫をつづったブログが人気の田中由美子さん。ライフオーガナイザーの仕事では多くの人に暮らしのアドバイスをしていますが、実は田中さん自身は家事が苦手だったそう。
「苦手だからこそ、どうにかして効率よく、ラクにできるようにしたいと思って試行錯誤してきました。自宅を購入して本格的に家づくりを考えた際に、ライフオーガナイザーの資格を取ったのですが、ライフオーガナイズでは『自分がどう暮らしたいのか』『何を優先したいのか』をまず考えます。
私の場合は、『ママがいなくても家族が困らない』(笑)。私だけでいろいろ背負い込まずに、みんなで分担できればいいなと思ったので、子どもや夫が自分でできる仕組みを作るまでが私の仕事で、あとは自分たちでできることはやってもらうようにしています。子どもの年齢によってできること/できないことは変わるので、成長に合わせて考え直し、アップデートさせていけたらと思っています」

 

洗濯物を外に干すのをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像1「洗濯物を外に出す→取り込むという作業が大変なので、洗濯物は室内干し。空気清浄機の除湿機能をオンにしておけば、夜干しておくと朝にはほぼ乾くし、時間帯を気にせず洗濯ができるのも◎」

 

消耗品の小まめな買い出しをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像2「洗剤などの消耗品は、小まめにストックの管理や補充をしなくて済むように、リフィルは大容量ものをネットで。買いに行く時間も労力もかからず、いつも同じものを注文していれば再注文も手軽」

 

箱ティッシュをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像3「小さいことですが、ティッシュペーパーの空き箱をつぶしてリサイクルに分別するのが手間だと感じていました。そこで箱のない中身だけのティッシュを使うことに。手づくりの布カバーをつけています」

 

靴下を揃えてしまうのをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像4「苦手な家事のひとつが洗濯物をたたむこと。特に靴下のペアリングが面倒で……。夫のも息子のも、靴下ボックスにどんどん放り込んでおくだけ。履くときに自分で選んで組み合わせてもらうようにすれば、ラクです」

 

布団を干すのをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像5「洗濯物と同じ理由で、布団も外に干しません。定期的に布団乾燥機をかけています。ダイソンのハンディクリーナーで仕上げにホコリを吸い取れば、干す以上にスッキリ、ふかふか」

 

脚付きじゃない家具をやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像6「掃除がラクになるように、家具を買う際には脚付きのものと決めています。家具と床のすき間があるので、どかして掃除しなくても毎日スッキリをキープできて、気持ちがいいです」

 

ママだけでがんばるのをやめた

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像7「小学校入学を機に、子どものお手伝いにアルバイト制を導入。1日1個のお手伝いはマストで、それ以上やったら1回数円を加算。一生懸命やってくれたら、額を増やすことも。私だけで家事をがんばらなくてもよくなるし、子どもの自立も促せて一石二鳥」

目標は「ママがいなくても困らない」【家事をラクにするルール・1】の画像8

 

ライフオーガナイザー®
田中由美子さん
たなかゆみこ/自宅は中古住宅をリノベーションした4LDK。片づけや収納、空間づくりを含めた暮らし方をアドバイスする「SMART STRAGE!」のメンバーとしても活躍。

 
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撮影/大森忠明(kodomoe2018年8月号掲載)  
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