2018年11月30日

小6ママのゆる育児 小学校で教える性教育について

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 みなさん、こんにちは。この間まで半そでを着ていたのに、街ではもうダウンを着ている人を見かけるようになりました。日本の春と秋は本当に短くなっちゃいましたね。
 今日のテーマは「小学校で教える性教育」 子育て中でもなかなか向き合うことのない、目をそらしがちなテーマです。小学校の性教育は今はどこまで教えているのか、どんな風に教えているのか、小学校の保健の先生をしていた後輩すーちゃんに聞いた話を、お伝えします。

東亜衣子プロフィール
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!

いのちの授業

 小学校の性教育は「いのちの授業」と言われ、驚くことに1年生から始まるそうです。低学年での授業内容はプライベートゾーンを清潔に保つこと、そしてばい菌が体の中に入ったときの仕組みなどです。中学年では性犯罪に巻き込まれないように、どのように自分を守るかなども教えていくそうです。そして、高学年になると第二次性徴だけではなく、「命とは何か?」「大切な私」「個性について」ということに重きを置いて授業していると教えてくれました。例えば、精通や月経の始まる時期はそれぞれ違うけれど、そのことで「○○はもう始まっている」だとか「△△はまだなの? 遅い」と言ってからかったりするのは良くないことだ。これは「人はそれぞれ違うんだ」ということ理解することを目的としています。

 

自分や友達、周りの人を大切にする

 大人に近づくにつれ、悩みも出てきます。ストレスを感じたときにどうするか? そもそもストレスって何? 自分がリラックスする方法についても学び、人にストレスをぶつけて傷つけることがないように、一緒に考えていくことも授業の大きな目的のひとつだそうです。

生まれてきてよかった

 「いのちの授業を通して、伝えたいことは何?」と聞いた私にすーちゃんは「伝えたいことではなく、子どもたちに自分が生まれてきてよかったと感じてもらいたいんです」と言ってくれました。ただ卵子と精子が出会って生まれたのではなく、そこには相手を思いやる優しさや、大切だと思う気持ち、愛があって自分は生まれた。だから自分はかけがえのない存在なんだと子どもに感じてもらう授業を目指していたと言います。

 こうして聞いていると私の時代の性教育とは何もかもが違って本当に驚きました。ただ月経や精通、避妊の方法を淡々と教えられていたあの時代とは内容から目的までが違うと感じました。私たちの時代は性教育、授業が終わった後は何だかそわそわして、恥ずかしい気持ちになったものでした。今の性教育は「生教育」。生きていくために必要な情報がたくさん詰まっています。男女の体の生理的な違いや生殖のしくみだけではなく、人を愛すること、自分の命の大切さを自覚すること、そして自分を大切にすることは、周りの人を大切にすることにつながるということ、そんな、心も体も成長するための重要な教育なのです。息子からは何も聞いたことがなかったけれど、こんな授業があるのなら私も聞いてみたかったなと心からそう思いました。
 学校でこんな素敵な授業をしてくれていても、今はインターネットの普及で子どもでも簡単に様々な情報を得ることができます。情報源が他にもたくさんあるのです。間違った情報をうのみにして、自分や人を傷つけることにならないように、学校だけではなく家庭でも正しい情報を子どもに伝えていかないといけませんね。
 私も息子に対して、割とオープンに子育てしてきたと思っていましたが、考えてみると性の話をきちんとしたことはありません。私も、ごまかさず、恥ずかしがらず、うそをつかず、息子に性を伝えていける母になりたいと思います。

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