「気になることをすぐ口に出してしまう。相手を傷つけていないか心配」HSCを育てるkodomoeママパパのお悩みにHSCママカウンセラーがこたえます！

周りの人の気持ちやささいな刺激にとても敏感で、「気が付き過ぎる」ゆえに疲れやすかったり不安になったり……。わが子の繊細さや敏感さが心配なママパパ、そんなわが子を理解し、伸び伸び育てるポイントを一緒に学んでいきましょう。今回は「繊細、大げさ、気が付き過ぎる『ひといちばい敏感な子』の育て方」を特集。
周囲の無理解や、見通しが立たないことの不安etc. HSCを育てるkodomoeママパパのお悩みに、同じくHSCママであるカウンセラーが、考え方や現実的な対処法をアドバイス！

「気になることをすぐ口に出してしまう。
相手を傷つけていないか心配」

HSCを育てるkodomoeママパパのお悩み

みんなで集まるイベントで音楽をかけて踊ったりするのに、娘は耳をふさいで「うるさい」と。音源から遠ざけたり、無理に参加させないようにしようと思いますが、楽しんでいる人たちに申し訳なくて。（まる子さん／3歳女の子ママ）

においに敏感な娘、タクシーに乗ったときなど「なんかくさい！」と言うので運転手さんに申し訳なくなります。「敏感だね」や、後で「小さい声で教えてね」と言うのですが、どうすればうまくやり過ごせる？（ウサギさん／5歳女の子ママ）

Answer
成長につれて場に応じた
ふるまいができるように

「子どもの気持ちを受け止めた上で、『でも残念に思う人もいるからね』と伝えましょう。成長につれて場に応じたふるまいができるようになりますよ。わが家の娘は人が多いと疲れやすく、そうした場合は遠慮せず『疲れちゃったから帰るね』と伝えます。そういうものだと周りも普通に受け入れてくれます」

イラスト／入江めぐみ（kodomoe2022年2月号掲載）