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「できないとかんしゃくや自暴自棄。どう声をかけるべき?」HSCを育てるkodomoeママパパのお悩みにHSCママカウンセラーがこたえます!
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ノラネコぐんだん新グッズ発売のおしらせ
周りの人の気持ちやささいな刺激にとても敏感で、「気が付き過ぎる」ゆえに疲れやすかったり不安になったり……。わが子の繊細さや敏感さが心配なママパパ、そんなわが子を理解し、伸び伸び育てるポイントを一緒に学んでいきましょう。今回は「繊細、大げさ、気が付き過ぎる『ひといちばい敏感な子』の育て方」を特集。
周囲の無理解や、見通しが立たないことの不安etc. HSCを育てるkodomoeママパパのお悩みに、同じくHSCママであるカウンセラーが、考え方や現実的な対処法をアドバイス!
HSCとは
Highly Sensitive Childの略。感覚がとても敏感で、思慮深い性質を持つ子どものことで、1996年にアメリカの心理学者エイレン・アーロン博士が提唱した概念です。
「できないとかんしゃくや
自暴自棄。どう声をかけるべき?」
HSCを育てるkodomoeママパパのお悩み
線の引き方ひとつにもこだわりが強く、習いごとの宿題で、少しでも線がズレるとかんしゃくを起こして手が止まってしまいます。(kanahanaさん/5歳女の子ママ)
おもらしをしてしまったとき、「着替えようね、大丈夫だよ」と声をかけても、自分が許せなくてパニックに。(ちゅんちゅんママさん/5歳男の子ママ)
Answer
本当の気持ちを出せるようにサポートを
「うちの娘も、思い通りにならないと2時間以上泣いていました。こっちがイライラを返すと余計に長引くんですよね。悔しかったり嫌だったりした気持ちを『ママはわかったよ』と言葉にして受け止めるようにしていたら、子ども自身が自分で折り合いをつけられるようになり、ぐずる時間も頻度も減っていきました」
教えてくれたのは
高野あゆみさん
たかのあゆみ/心理カウンセラー。2018年に「HSC子育てサロン」を立ち上げ、HSCに関する情報発信、個別相談、HSCママのオンラインお茶会などを通して、HSCが育ちやすい社会を目指す。
イラスト/入江めぐみ(kodomoe2022年2月号掲載)
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