
ペットボトルのキャップで雑貨やアクセサリー作り♪ アイディア次第でアレンジも!【最新号からちょっと見せ】
おなじみのペットボトルのキャップを、愛らしい雑貨やアクセサリーにアップサイクル♪ kodomoe4月号では、特別な材料は不要、アイディア次第でアレンジも自由にできる工作をご紹介。kodomoe webでも、基本の作り方をご紹介します。親子でぜひやってみてください!
ペットボトルキャップで作るアクセサリー
基本の作り方
すべてのキャップアクセサリーに共通する材料、道具、作り方をレクチャーします。kodomoe4月号では、こちらを基本に「しおり」「ボタンゴム」「キーホルダー」「イヤリング」などの作り方をご紹介しています。
【用意するもの】
●ペットボトルのキャップ
作りたい作品の色をイメージして、好きな色を用意。1色あたり3~4個用意しておくと作りやすい。文字などが印刷されていない側面を使う。
●ハサミ
キャップをフレーク状にする際に使用。片方の歯がギザギザになっているものだと、キャップを切りやすい。
●アイロン台
100円ショップなどで売っている「MDFボード」が◎ なければ段ボールなどでも。
●アイロン
衣類用のアイロンでOK。スチーム機能はなくて大丈夫。
●オーブンシート
キャップをアイロンの熱で溶かす際に使用。20cm角程度を2枚用意する。
【作り方】
1. キャップの側面を切り離す
ハサミで、キャップの側面を切り離していく。最初は横向きにハサミを入れ、らせん状に下がっていくように切ると切りやすい。
2. 細かいフレーク状に切る
1を5mm角程度のフレーク状に細かく切る。なるべく細かいフレークにするほうが、均一に溶けて仕上がりがきれい。フレークは色別に分けて保管すると使いやすい。
3. 好きな色のフレークをオーブンシートにのせる
アイロン台の上にオーブンシートをのせ、その上に作りたいアクセサリーの色をイメージして、好きな色のフレークを適量のせる。
4. フレークをアイロンで溶かしてプレート状にする
3の上にオーブンシートをのせ、その上から200°Cのアイロンを当てる。20秒間は動かさず、溶けるのを待つ。薄いプレート状に伸びたら、オーブンシートの手前側を引っぱりながらアイロンを動かして均一な厚さにする。オーブンシートの向きを変えながら行うと、きれいなプレートになる。
5. 上からアイロン台を押し当てる
好みの薄さの均一なプレートになったら、上からアイロン台を30秒ほど押し当てて平らにする。プレートが冷めたらオーブンシートを外す。
6. プレートを好きな形に切る
5をハサミやカッターで好きな形にカットする。
Q&A
Q. 溶けたキャップから
有害な物質は出ない?
A. PEやPPなら出ません
PE(ポリエチレン)とPP(ポリプロピレン)は、アイロンで溶かしても有害物質が溶け出したり揮発することはありません。
Q. キャップの他にも
使える素材はある?
A. パッケージやカトラリーなども◎
PEやPPで作られていれば、使い捨てのカトラリーや調味料のパッケージやキャップなども使えます。必ず表示を見て素材を確認して。
教えてくれたのは
CAP AKIRA TOKYOさん
きゃっぷあきらとーきょー/海洋プラスチック問題をきっかけにキャップアートを考案。SNS等でオリジナル作品を発信。ワークショップも人気。Instagram @capakira_tokyo
撮影/名和真紀子 スタイリング/西森萌(kodomoe2025年4月号掲載)