
もう切らない! ドボンと浸けるだけで「かぼちゃご飯」のできあがり!【なにもしたくない日のひらめきレシピ・2
帰りが遅くなってクタクタ。もう料理をする体力なんて残ってない! だけど、自分や家族のために何か作らないと……。そんなときに備えて知っておきたい、工程をなるべく省いたレシピを、『なにもしたくない日のひらめきレシピ』著者の、脱サラ料理家ふらおさんに聞きました。
なにもしたくない日でも、「これなら何とか用意できるかも」と思える「ひらめきレシピ」を、5回にわけてご紹介します。
かぼちゃご飯
かぼちゃがお好きな方は少なくないと思いますが、どうしてもストレスに感じるのが「切る」場面。そう、かたくてゴツゴツしていて、「切るのが面倒くさい。というか怖い」と感じる方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、かぼちゃを切らずに、簡単に調理する方法をご紹介します。力が強くなくても大丈夫。きっと今よりもっとかぼちゃが身近な食材に感じられるはずです。
【材料(3〜4人分)】
かぼちゃ…1/4個(約300g)
米…2合
バター…20g
【作り方】
1. カボチャはタネとワタを取り、流水で洗う。
2. 米を洗って炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛りまで水(分量外)を注ぐ。
3. 上からかぼちゃを加える(皮を下にする)。かぼちゃ全体が水に浸かっていなくても大丈夫。
4. この状態で炊飯器にセットして、通常炊飯!
炊飯が終わって、フタをあければ……
炊き上がったごはんと、ホクホクに蒸し上がったかぼちゃが現れます!!
5. かぼちゃをしゃもじで崩し、バターを加えて、全体をさっくりと混ぜ合わせる。
器に盛り付けて、お好みで黒炒りごまをふると……
かぼちゃの甘みと、バターの香りがマッチしたおいしいかぼちゃごはんの完成です!!
ふらおさんコメント
蒸すように調理することで、かぼちゃがホクホクになり、さつまいもごはんにも似た、ほんのりと甘みも感じられる一品に仕上がります。しょうゆをたらしたり、ごま塩をふりかけたりすれば、塩気も加わってさらにおいしくなりますよ!
「簡単で良さそう」「面白そう」と思われた方は、ぜひこの機会に一度お試しいただき、かぼちゃをより身近に感じていただければ幸いです。

写真/林紘輝(扶桑社)
教えてくれたのは
脱サラ料理家ふらお
29歳で脱サラし料理家になった1児の父。工程を極限まで省 いた「〇〇しない」引き算レシピや、知ると得するキッチン周りの雑学をSNSや各種メディア媒体で発信。Yahoo! ニュース エキスパートやフーディストノートで公式連載を担当。
LINEアカウントメディア「食の知恵袋」運営するなど、活躍の幅は多岐に渡る。Yahoo!ニュース「ベストエキスパート2024」グランプリ、フーディストアワード2024新人賞を受賞するなど注目度も急上昇中。
他のレシピはこの本でチェック!
5月30日発売
『なにもしたくない日のひらめきレシピ』
脱サラ料理家ふらお/著
扶桑社 1650円
文・写真/脱サラ料理家ふらお