おもちゃたちのクリスマスマーケット

クリスマスマーケットの屋台/Gläßer 他

日照時間も短く寒さも厳しいドイツの冬。長く暗い季節の中、
人々が心待ちにしているのが「クリスマス」です。
ドイツにはクリスマスに関する様々な文化があります。
そのうちの1つが、「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」です。

クリスマスマーケットは、クリスマスの準備期間である
「アドヴェント(Advent)」の時期に、町の広場で開催されます。
大都市では市庁舎や教会の前の広場などで盛大に行われます。
グリューワインやソーセージ、ドイツのクリスマスケーキ「シュトレン(Stollen)」を
売る屋台など、様々な屋台が立ち並びます。
クリスマスツリーの「オーナメント(Baumschmuck)」や
「くるみ割り人形(Nussknacker)」、
「クリスマスピラミッド(Weihnachtspyramiden)」など
木工おもちゃを販売する屋台もあります。
クリスマスピラミッドは、ろうそくを灯した状態で窓辺に飾られます。
ろうそくを灯すおもちゃのあたたかな光は、
人々の心も明るくしてくれるのかもしれません。
クリスマスマーケット以外にも、クリスマスに家々をまわり聖歌を歌う
「聖歌隊(Kurrende)」や「クリスマスプレゼントが2度貰える」、
「木の棒を持ったサンタクロースがいる」など、日本では珍しい文化もみられます。

本展では、クリスマスマーケットにちなんだおもちゃを中心に展示します。
クリスマスマーケットの屋台を再現したミニチュアや、
シュトレンを抱えたパン屋のパイプ人形などクリスマスマーケットならではの
モチーフをご紹介。
また、サンタクロースにまつわる文化や聖歌隊などのクリスマスの慣習も、
クリスマスプレゼントにぴったりな木工おもちゃとともに展示します。

期間/2022年10月7日(金)~2023年1月9日(月)
会場/エルツおもちゃ博物館 長野県北佐久郡軽井沢町長倉193(ムーゼの森)
時間/9:30~17:00(10月)、10:00~16:00(11~1月)
休み/火曜(10~11月)、火曜~金曜(12月)、1月1日、1月4~6日
※12月28日~31日は開館
料金/一般750円、中高生500円、小学生350円、小学生未満無料
https://museen.org/erz/exhibition

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