みんなのレオ・レオーニ展
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。
小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。
作者のレオ・レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカで
グラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、
初めて絵本の世界に足を踏み入れました。
ねずみの『フレデリック』やしゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、
小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、
水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描きました。
本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、
作品と重ね合わせながら紹介します。絵本作家、アート・ディレクターとしての
仕事、絵本、彫刻など幅広い活動を紹介し、
レオーニが子どもの絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも光を当てます。
期間/2020年3月18日(水)~5月10日(日)
会場/沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
時間/9:00~18:00(土は~20:00)
休み/月曜 ただし、5/4(月)は開館、5/7(木)は閉館
料金/一般1200円、高校生1000円、小中学生600円
https://okimu.jp/exhibition/1560562037/
※最新の開催状況については、直接ウェブサイトをご確認のうえお出かけください。