登園渋りがひどいです。不登園が心配でなんとか行かせていますが、罪悪感が…。4歳~のお悩みや気がかりに専門家がアドバイス!【最新号からちょっと見せ】
「育児をがんばりすぎなくていい」と言われても、その加減が分からない……というママもいるのでは? 「これは大丈夫」「ここは要注意」のラインが分かれば、もっと育児が楽しく&ラクになるはず♪ kodomoe2月号では、子どもの年齢や時期ごとに出てくる、お悩みや気がかりに、家族・保育デザイン研究所代表の汐見稔幸先生が専門的な見地からアドバイス。4歳~の「手放しライン」をご紹介します。
自分でできることが増える
4歳~
Q 年長になって登園渋りがひどくなりました。登園時間になると泣くことも。不登園が心配でなんとか行かせていますが、罪悪感があります。(ねぎとろどんさん/6歳女の子ママ)
A 無理強いはせずひたすら子どもの味方に
「無理に行かせるのは避けてほしいです。先生や他のママにわが子の園での様子を聞いたり、情報を集めてみた上で、合わなければ転園を考えるのもあり。親が自分の味方になってくれたという経験は、子どもの宝物になります」(汐見先生)
教えてくれたのは
汐見稔幸先生
しおみとしゆき/家族・保育デザイン研究所代表。東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長。専門は教育学、人間教育学、保育学、育児学。子どもの育ちや親子関係に詳しく著書多数。
イラスト/カヤヒロヤ(kodomoe2025年2月号掲載)