外遊びが少ないと育ちに影響しますか? 2~3歳のお悩みや気がかりに専門家がアドバイス!【最新号からちょっと見せ】
「育児をがんばりすぎなくていい」と言われても、その加減が分からない……というママもいるのでは? 「これは大丈夫」「ここは要注意」のラインが分かれば、もっと育児が楽しく&ラクになるはず♪ kodomoe2月号では、子どもの年齢や時期ごとに出てくる、お悩みや気がかりに、家族・保育デザイン研究所代表の汐見稔幸先生が専門的な見地からアドバイス。2~3歳の「手放しライン」をご紹介します。
自我が出てくる
2~3歳
Q 上の子の幼稚園の送迎に必死で、下の子の外遊びの時間を確保できません。外遊びが少ないと育ちに影響しますか?(りんごさん/4歳男の子、2歳女の子ママ)
A 外遊びゼロはよくないけれど
できるときに少しでもOK
「遊びが無限に広がる外での遊びは、子どもの育ちにとって大切です。でも忙しい中『毎日〇時間』などは現実的ではありません。上の子を送った帰りに少し公園に寄る、土日に外で遊ぶ時間を多めに取るなど、できる範囲で大丈夫ですよ」(汐見先生)
教えてくれたのは
汐見稔幸先生
しおみとしゆき/家族・保育デザイン研究所代表。東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長。専門は教育学、人間教育学、保育学、育児学。子どもの育ちや親子関係に詳しく著書多数。
イラスト/カヤヒロヤ(kodomoe2025年2月号掲載)