
ツレヅレハナコさんご提案「からだ整え丼」のメニューから、みそ×だし×しょうゆで「味わい豊か丼」のレシピをご紹介【最新号からちょっと見せ】
「ほぼ」下ごしらえだけでできるおかずをごはんの上にのっければ、OK! ツレヅレハナコさんが提案する「からだ整え丼」なら、おいしくて飽きないから毎日続けられます。今回は、「味わい豊か丼」のレシピをご紹介します。
からだ整え丼って!?
SNSで日々の料理や、食べ歩きの情報を発信している、文筆家のツレヅレハナコさん。毎日おいしいものを食べたい、けれども手間はかけたくないという願いを叶えるため、思いついたのが「からだ整え丼」。焼くだけ、塩もみするだけ、レンチンするだけという簡単おかずを作っておき、それをごはんにのせるだけです。市販品との相性も抜群! 何も考えずにバランスよく栄養をとれるので、忙しい日々を送るkodomoe読者にもぴったり。それになんといっても、調理時間はほぼゼロなので、子どもの「おなかすいた〜」攻撃にもすぐ対応できます。
からだ整え丼は、作りおき未満の
「仕込みおき」おかずで作る!
作りおきというには簡単なおかずを「仕込みおき」と呼んでいます。味付けはごくシンプルだから、どんな組み合わせでもおいしくなります。kodomoe6月号では、「仕込みおきおかず」を15品ご紹介しています。今回はその中から3品を使った丼をご紹介します。
※作り終わったら清潔な容器に入れて冷蔵室で保存する。保存期間の目安は約3日。
※電子レンジの加熱時間は600Wのものを目安にしています。
たんぱく質おかず
「鮭のちゃんちゃん焼き」
キャベツもたっぷり食べられます。
【分量(作りやすい分量)と作り方】
1、生鮭の切り身2切れは、骨を除き、3等分に切る。ポリ袋に入れ、小麦粉大さじ2を加えて全体にまぶす。
2、フライパンにバター5gを中火で熱し、1を並べ入れる。両面に焼き色が付いたら取り出す。
3、2のフライパンに、4cm角に切ったキャベツ200g、鮭、混ぜ合わせたみそ大さじ2、酒、みりん各大さじ1を加えて蓋をして約10分蒸し煮にする。キャベツがしんなりとしたら火を止めて全体を混ぜる。
野菜おかず
「小松菜のだし浸し」
レンチンしたらめんつゆに浸すだけ。
【分量(作りやすい分量)と作り方】
1、小松菜1束は長さ5㎝に切り、耐熱容器に入れる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約2分加熱して水けをきる。
2、清潔な保存容器にしょうが(すりおろし)1/2片分、めんつゆ(3倍希釈)大さじ1、水100mLを入れて混ぜ、1を加える。
乾物・海藻おかず
「切り干し大根とちくわのサラダ」
ポン酢とオリーブオイルの組み合わせが抜群。
【分量(作りやすい分量)と作り方】
1、切り干し大根30gはたっぷりの水で戻し、水けをしっかり絞ってからざく切りにする。
2、ちくわ2本は薄切りにする。
3、ボウルにポン酢しょうゆ大さじ2、オリーブオイル大さじ1を入れて混ぜ、1、2を加えて和える。白すりごま大さじ1を振る。
みそ×だし×しょうゆで
「味わい豊か丼」
和の要素を詰め込んだ落ち着いた味わい。
器にごはんを盛り、仕込み置きおかずの「鮭のちゃんちゃん焼き」、「小松菜のだし浸し」、「切り干し大根とちくわのサラダ」をバランスよく盛る。好みで納豆を添える。
教えてくれたのは
ツレヅレハナコさん
食と酒、そして旅を愛する文筆家・料理研究家。雑誌やWEBなどでレシピやエッセイ記事を寄稿。器などのプロデュースも手がける。著書に『ツレヅレハナコのからだ整え丼』(Gakken)など多数。
Instagram @turehana1
撮影/伊藤徹也 スタイリング/駒井京子(kodomoe2025年6月号掲載)
kodomoe6月号では、「レトルトカレー丼」や「バランス抜群丼」などのレシピをご紹介。
仕込みおきおかず15品でバリエ無限大!「からだ整え丼」は、kodomoe6月号でお楽しみください♪
