「国立極地研究所 南極・北極科学館」。暑い夏休み、極寒の地・南極と北極を感じてみよう!【最新号からちょっと見せ】
夏は、子どもの「なぜ?」「どうして?」という気持ちを育てる場所に足を運んでみませんか? kodomoe8月号では、植物や漫画など身近なものや、知的好奇心を高められるスポットをご紹介。出かけるだけで自由研究のテーマも見つかるかもしれません。kodomoe webでは、「国立極地研究所 南極・北極科学館」をご紹介します。
極寒の地
南極と北極を感じてみよう
国立極地研究所
南極・北極科学館
南極・北極(極地)の研究や観測の情報を発信するために、国立極地研究所の広報展示施設として開館。観測や研究に実際に使用された観測機器が展示されています。
オーロラの神秘的な映像を放映する「オーロラシアター」や、雪上車、隕石、さらにホッキョクグマの剥製などのバラエティに富んだ展示から、極地のスケールの大きさを体感できるはず。極地についてもっと知りたい子ども向けにワークショップの開催も。詳細はHP (https://www.nipr.ac.jp/science-museum/) をチェック!
昭和基地の
ライブ映像を放映中
1957年に第一次南極地域観測隊によって開設された昭和基地の様子がよくわかるジオラマ。昭和基地のライブ映像と合わせて見ると、南極がどんなところかイメージがしやすいかも! ちなみに観測以来の最低気温はマイナス45.3度。
極寒の地で隊員を
守りながら移動
1968年に約5000kmにもわたる、南極点往復調査旅行で活躍した大型雪上車「KD604大型雪上車」。中には簡易的なベッドなどがあり、この中で5か月ほど生活しながら、移動できるようになっています。
なぜ極寒の土地でも
暮らしていけるのかな?
南極や北極にもさまざまな動物が暮らしていることがわかりやすく説明されています。アデリーペンギンがエサをとっている動画は、臨場感があって大人気。また、ホッキョクグマの剥製の大きさに圧倒されます。
DATA
国立極地研究所 南極・北極科学館
住所:東京都立川市緑町10-3
電話:042-512-0910
時間:10:00〜17:00(入館は〜16:30)
料金:無料
休館日:日、月、祝、第3火、夏季休業日、年末年始
www.nipr.ac.jp/science-museum
※おむつ替えスペースあり
撮影/相馬ミナ(kodomoe2024年8月号掲載)