2016年11月24日

vol.9 人形劇が、こんなに楽しいなんて!

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娘・ふきがはじめて人形劇を見たのは、2歳8か月の頃。
イラストレーター・福田利之さんの個展のイベントで上映された、
「アトリエ・ピタチョーク」の『ねずみのシーモア』。
シーモアは本屋さんの片隅に暮らすねずみ。
ある日、本の中の世界に入り込んだシーモアは、
冒険の旅に出ることになります。
ほんの少しの演者、とっても小さな舞台なのに、
お話はムクムクと広がっていき、大人の私も心が躍りました。
娘は私の2列前の子ども席に座らせたのだけど、
怖がることなく、最後までひとりで座って見ることができました。
なにより、かわいいシーモアに夢中。
舞台で「こんにちは ぼく、シーモア!」とシーモアが挨拶したら、
すかさず「こんにちは!」と手をふったりして、
すっかり舞台に入り込んでいました。

 

p001

 
アトリエ・ピタチョークはプロの人形劇操演者、映像ディレクター、造形作家など
様々な仕事をしている方たちが結成した人形劇団。
懐かしさが漂いつつ、今のセンスを取り入れた演出、舞台美術が素晴らしかった。
人形たちにぴったりの声、生き生きとした動きは、
本当にそこに生きているよう。
私自身もはじめてちゃんと見る人形劇に感激しきり。
ふきはしばらく劇を思い出しては、
「シーモーheart」と嬉しそうに口にしていました。

 

アトリエ・ピタチョーク「ねずみのシーモア」12月23日(金・祝)13時~、16時~日本橋三越本店¥3歳以上4320円(デザート・ドリンク付・各回20組)問03-3247-8384 日本橋三越キッズサロン ※申込は12月1日~20日 http://a-pitachok.com/
p002
 
二度目の人形劇は、ずっと行ってみたかった「プーク人形劇場」。
1929年創立の、歴史ある人形劇団「プーク」。
2016年で45周年を迎える人形劇場が、
新宿のど真ん中に建っているのです。
まぁ、その建物のすみずみまでに至る愛らしさと言ったら……!
娘そっちのけで、劇場のあちこちをカメラにおさめる母でした。
古いけれど、大事に受け継がれてきたのがよく分かる館内。
たくさんの子どもたちを喜ばせてきた歴史が感じ取れる、
とてもあたたかな場所でした。

p003
 
前回の『ねずみのシーモア』を見たのは、小さなギャラリーの一角。
プーク人形劇場も100席ほどの小さな空間だけど、
独特の雰囲気にのまれ、前列の子ども席に座るのを嫌がるふき。
なんとかなだめてお友達と二人で前に座らせたものの、
上映前に泣きながら後ろに来てしまった。
仕方なく、最後まで抱っこで観劇することになりました。
2か月上のお友達はじっと一人で見ててすごいなぁと思っていたら、
彼女も途中でギブアップ。
二人とも母の膝の上でみることに。
客席が暗くなるし、人形もけっこうな大きさで迫力があるので、
3歳前半だとちょっとこわいのかな?
劇自体は、集中して見入っていました。
休憩をはさみ、二本立ての劇をたっぷり堪能。
その後はデパ地下でお惣菜を調達して、
大好きな新宿御苑へランチピクニックへと繰り出したのでした。

 

プーク人形劇場東京都渋谷区代々木2-12-3電話03-3379-0234http://www.puk.jp
12月には、影絵劇の「かかし座」の公演にも行くつもり。
子どもと一緒に、ノスタルジックな観劇を楽しんでいきたいな。

 

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PROFILE
杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。 著書に『えほんとさんぽ』『おさんぽ美術館』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)『世界を食べよう! 旅ごはん』(祥伝社)ほか多数。「月刊MOE」「kodomoe」をはじめとする雑誌や、書籍など多方面で活躍。現在、3歳の娘・蕗と夫と3 人で東京に 暮らす。2017年7月15日(土)~9月10日(日)姫路市立美術館で原画展も開催予定。

杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
http://www.shodensha.co.jp/ssp/

杉浦さやかTwitter
https://twitter.com/saa_aya

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