ソニーミュージックの「マナブ」フェスでラーメンズ片桐仁さんが先生役に
2017年5月10日

ソニーミュージックの「マナブ」フェスでラーメンズ片桐仁さんが先生役に

子連れでのんびりできるライブやワークショップがいっぱい!

GW最後の週末、埼玉県飯能市で開かれた「Hanno Green Carnival 2017」が最高におもしろかったので、レポートします!
この親子イベントは、ソニーミュージックが主催する「マナブ」フェス。
飯能市の駿河台大学と、あけぼの子どもの森公園が会場となっています。
ちょっと都心から離れていますが、行く価値あり!
音楽や遊びのワークショップ、親子ライブが目玉となっていて、その他にも親子で休めたり遊べるところがあって、一日いても飽きませんでした。

入場するとすぐの場所が、らくがきダンボールエリアとなっており、まずはここに子どもたちがハマりました。
その先には、大小のハンモックが並んでいて、これも子どもがしばらく遊べるエリアです。
芝生のエリアはライブを見ながら座ることができますし、すぐ横で「はんのうグリーンパンフェスタ」をやっていて、さまざまなパン屋さんが小さい子でもつまめるパンをたくさん販売しています。
えほんカフェもあり、世界の絵本を手に取って読めるようになっていました。

 左:らくがきダンボール 右:くもゆきさんによる大型絵本読み聞かせライブ

予約制のワークショップで待ち時間ナシ

筆者が参加したのは、『片桐仁の親子でねんど道』。
kodomoeでも連載し、新刊本も出している片桐さんの造形ワークショップです。
誌面ではビビッドな色の粘土を使い、目玉をつけて、かなり個性的な作品を作っている片桐さん。
実際にやってみると、これはすごく……クリエイティブ!と思いました。
発色の良い粘土を使うことで、色の混ざり具合がわかりやすく、中途半端に練っても模様が出てきれいなのです。
これが子どものインスピレーションを刺激するようで、「これは地球にしよう」「虫歯にしちゃおう」など、アイデアがどんどん広がります。
感覚的に立体が作れるので、そんな作り方があったのか!と思うような作品があちこちにできていました。
「絵は上手に描けないという子も、粘土だと表現できるんです」と片桐さん。
子どもたちはみんな生き生きとして、自由に作品を作っていました。最後に片桐さんと記念写真もパチリ。

また、駿河台大のスタジオを使ってテレビ撮影やラジオDJを体験するワークショップもありました。
ディレクターからのキューが出ると音楽が始まり、赤いランプがついたら原稿を読み始めます。
大人に囲まれ、はじめての空間に子どもはドキドキ。
でも普段見たり聞いたりしているテレビやラジオの世界を、肌で感じ取れる貴重な機会でした。

他にも楽器づくりや、ダンボールおうちのレイモッキづくり、
自然がすぐそこにある飯能ならではの、山登り、川遊び体験などもありました。
ライブは、子ども番組で活躍するCHI-MEYやいとうまゆのステージの他、
RAG FAIR、金子しんぺい、HYなど、とにかく盛りだくさん!

飯能は自然が多く残る地域で、会場周辺も気持ちの良い緑が広がっています。
都心の喧騒から離れた場所で、子どもたちは芝生を走り回り、のびのびと過ごしていました。
第2会場である、あけぼの子どもの森公園は、北欧童話をモチーフにしたと言われる公園。
再入場可能なので、子どもが時間を持て余したら、ここに遊びに来るのも楽しいです。

未就学児から小学生を対象にしたワークショップが多く、兄弟連れで来ても遊べそう。
来年もぜひ遊びにきたい!と思わせる素敵なフェスでした。

(取材・文/日下淳子)

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